2021年1月21日から2021年2月18日までLINE株式会社が行っていた Z HOLDINGSに対してのTOB(株式公開買い付け)が完了したと発表されました。
LINE株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ – Z HOLDINGS
https://www.z-holdings.co.jp/pr/press-release/2021/0219a
そもそも、ヤフーとZ HOLDINGSの関係がわかりにくいので整理しましょう。
元々は、1996年1月にヤフー株式会社が設立。(これを旧ヤフーとします)
2019年10月1日に「ヤフー株式会社」の商号を「Zホールディングス株式会社」に変更
2019年10月1日に「ヤフー株式会社」を設立(これを新ヤフーとします)
つまり、旧ヤフーをZホールディングスに名称変更し、別に新ヤフーを立ち上げたということですね。
事業統合
そもそも事業統合とはどういうことでしょうか?
ここに詳しく書かれています。
M&Aの合併と統合の違いとは?事例を含めて解説
https://fundbook.co.jp/merger-integration
ではヤフーとLINEの経営統合とは
おそらく、この記事が一番わかりやすいと思います。
ヤフー親会社のZホールディングスとLINEが経営統合で正式合意
https://netshop.impress.co.jp/node/6995
一番わかりやすいと思うので、全文引用しちゃいます笑
ZホールディングスとLINEは11月18日、両社グループの経営統合に向けた資本提携に関する基本合意書を締結することを決議したと発表した。
2019年12月をメドに、法的拘束力のある最終契約の締結をめざして協議、検討を進めていく予定。
Zホールディングスの親会社ソフトバンクと、LINEの親会社であるNAVERは共同でLINE株式のTOB(株式公開買付け)を実施。LINEを非上場化する。その後、ソフトバンクとNAVERはLINEをジョイントベンチャー(JV)化し、その傘下に、Zホールディングスを置く。そして、その配下にヤフー、LINE事業を承継するLINE承継会社を置く。
今回の経営統合は、Zホールディングスグループ、LINEグループがそれぞれの経営資源を集約し、本経営統合後の統合会社グループにおいてシナジーを追求。AI、コマース、フィンテック、広告、O2O、その他の新規事業領域における成長をめざして事業投資を実行する。
そして、競争が熾烈なIT業界を勝ち抜くことができる企業グループへと飛躍することを目的として、ZホールディングスとLINEが対等で経営統合するとしている。
わかりやすい図があり、これも転載します。
なんでこんな、複雑にからみあう様な形になっているのでしょうか?
いろんな事情があるとは思うのですが、わかり次第解説していきます。
経営統合の実施に係る日程に関するお知らせ – Z HOLDINGS
https://www.z-holdings.co.jp/pr/press-release/2020/0803b
ホリエモンがyoutubeで解説しています。
ヤフーとLINEの経営統合報道について私の見解をお話します – 2019年11月14日
ヤフーとLINEが経営統合したらどうなるのか解説します – 2019年11月15日
LINEとヤフーの経営統合の今後を予測 fromイタリア – 2019年11月19日
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